LL Decade その場でみんなで作るエンディング


2012年8月4日(土)に行われた Lightweight Language Decade というイベントのお話し(番外編)です。


ひさびさにエンディング作成を担当することになったので作成した時の内容をまとめてみます。


LL Ring、LL Spiritの2回のエンディングを担当させていただいた時は、もう初心者ががむしゃらにやったという感じでしたが、今回は普通にきれいでおしゃれなMovieを作る人が増えてきているので、ど素人な私が作るなんて以前よりましてプレッシャーだったんですよね...
参考: LL Ringの時の記事



■ 使ったツール


以前は、Windows XPがあったので、Windows Movie Makerを使っていました。
Mac Bookは持っているのですが壊れているので、今回は、Windows 7上で動作するWindows Liveムービーメーカー(無償)をダウンロードしてきて使ってみました。


Windows Liveムービーメーカーでできること

  • オートムービーで簡単に動画を作成
  • 多彩な効果が簡単につけられる

と書かれています。


Windows Liveムービーメーカーを使った感想としては、優秀だと思います。
画像、映像、音楽等々のパーツが10個ぐらいまでだったら、お気楽編集してかっこよく作れます。


Windows Liveムービーメーカーの癖
Windows Liveムービーメーカーには癖があって、テーマ等を変更すると文字の表示時間が勝手に変わります。
ひどい時は、文字や写真がとんでもないところに移動したりします。
恐らくランダム化されたのですが、勝手に動かれると困ります。
残念ながらソフトウェアの癖をつかみきれていなかったのが大きな原因だと思いますが、今回は非常に悩みました。
事前にソフトの癖をマスターしようとがんばったのですが、結局、当日は、2時間前に一気に編集しなおす方法をとることにしました。
Windows Movie Makerでは、こんな苦労はしなかったはずだが...


■ 写真と動画
写真は、私はiPhone4Sを使いました。
昔と比べられないぐらいにきれいに撮れるのですが、会場内で撮影した写真はピンボケばかりで、まともな写真がほとんどなかった。
つらいですねぇ。
しかし、エンディングに入っている動画は全部iPhoneで撮ったものです。

スタッフから提供いただいた写真は、さすが腕の良いカメラマンなので、暗いところでも結構きれいですね。
4名の方から提供いただきました。
しかし、動画をとっていた人がいなかった。やはり事前にお願いするべきだった。。


■ 作業の流れ

  • 前日までに、イントロ部分とプレパーティおよびそれぞれのセッションのロールを作りこんでおく。
  • 当日は、撮影した写真、動画をはめ込んでいきます。
  • セッションごとに、セッション番長のコメントをいただき挿入しました。


実は、1時間30分前でも、音楽はまだ決まっていませんでした。
いろいろ悩んだ挙句、とりあえず作らないと間に合わないなぁ、と適当に音楽をはめこみました。
たまたまなんですが、昼を境に、午前と午後の音楽を2つわけて入れました。
間を持たせるために、TwitterのTLの抜粋をsnippingし、PowerPointに貼り付け、動画としてファイル化しました。
2つの音楽の長さもたまたま午前と午後に当てはまりました。TwitterのTLもたまたまその場で作って入れております。
その場で作っていると、意外と、音楽と絵と、タイミング良くはまることが多く楽しいものです。
気づく人は少ないと思いますが、作った本人は、ニヤついています。


■ スタッフロールが、残念な表示になる
Lightning Talksが始まる直前に発表者の写真を撮っていただきました。
LTの写真を入手してから、気合で一通り編集し直しました。
LTの拍手が起こるたびに、エンディングへのカウントダウンのようにプレッシャーがかかります。
少し編集するごとに、あちこち思わないところに、勝手に変更されるのですが、気合で直していきます。

そろそろ仕上げに近づいてきたので、一通り確認をしてみると、スタッフロールが、残念な表示になっていることに気がつきました。
正直、頭が真っ白になって、意識が飛びそうになりました。
気がつくとエンディングを流す時間が近づいておりました。なんと、10分前です。


1つのプロジェクトファイルにコンテンツを入れすぎると大変なことになる。
写真取り込んむ時に最適化するまで、にじんだ画像になるんですが、
解像度の良い写真がたくさんあるので、きれいな画像になるまで、時間がかかることが直前にわかりました。
メモリの問題もあると思いますが、一度取り込んだものも再生チェックしなおそう
とすると、最適化されなおす場合があるようです。

やはり、ムービーのファイル化をしないと危険なのかもしれません。

そういえば、以前は、セッションごとにムービーとしてファイル化しておいて
最後にファイル化したムービーをマージしていた気がします。

などなどいろいろ考え始めたのですが、悩んでもしょうがないので、ファイル化しつつ、楽屋からステージに移動しました。


ステージ裏に到着し、出来上がったムービーを見たんですが、残念ながら、文字が写真のように化けてしまっています。

とっさに思いついたのは、スタッフロールが長すぎるだろう、ということで、3分割をしました。

1分程度エンディングを流すのが遅れたのは、スタッフロールの分割作業をしていたためです。
再チェックする時間もなく、ムービーのファイル保存もせずに、かけにでました。
ファイル化しないと、写真がにじんだりする可能性も大きいのですが、Windows Liveムービーメーカーの再生で、本番に臨みました。

結果、文字化けはしなかったのですが、3つ目のスタッフロールがスクロールするはずが、スクロールの設定をし忘れたようです。もうがっかり。。。
ま行以降のスタッフの方、表示されなくて、申し訳ないです。ごめんなさい。


今回は、エンディングを最後まで見ていただく、というテーマで取り組みました。
最後まで、ほとんどのお客様は立ち上がることなく、拍手をいただき感謝です。
竹迫さんから、「感動した」という一言をいただいたのですが、正直ほっとしました。
見ていただいた方ありがとうございます。


エンディングって、消えものだと思います。
花火とかと同じで、あとで映像みるよりも、その場で見るからこそ感動するんだろうなぁ、とあらためて思いました。



作っていた時のWindows Liveムービーメーカーの画面はこんな感じです。


今回作ったファイルは
アイテム: 180個
WMVのファイルサイズ: 348,958,409 バイト

神楽坂と桜とX Japan

桜の開花とAsia BSD Conferenceの時期が重なったのですが、会場である森戸記念館の前には、神楽坂の観光客、散策をされている方が沢山素通りをされていった。
何人かは、道案内を求めて尋ねられてきたが、こちらも神楽坂の地理は疎く知らないのよね。
ごめんなさい。

しかし、神楽坂って、人気あるのね。

また、同じ時期に、X Japanのコンサートがあった関係で、東京都内のホテルはほぼ満杯状況。
こちらのカンファレンスにも、とても大きく影響した。
海外や関東以外からの参加者のホテル確保がとてもとても厳しかったのよね。
X Japan凄し!

[ABCJ] AsiaBSDCon 2008 Day 0

ABCJ2008ポスター

開催前日。
明日から4日間のカンファレンスが始まる。
夜仕事を終えて会場に行って設営をしたが、そろそろ始まるのかと感慨に耽る。

来られる方に一言

会場の場所は、毘沙門天の向かいにある細い路地の突き当たりである。
細い路地なので、初めての人は知らないと躊躇するような細い路地である。
細い路地は、神楽坂らしい石畳の道である。

くどいが、毘沙門天の向かいにある細い路地』をおぼえておいて欲しい。

Have a nice day!

学生に一言

多少でもBSDUNIX系OSに興味がある方は、是非来て欲しい。
週末は、外食の食事代と考えれば元はとれます。
昨年と同じぐらいの参加者になりそうなので、当日受付も大丈夫そうな状況です。

海外の開発者達をみるだけでも良い。開発者たちのメッセージを感じ取ってほしいです。

http://2008.asiabsdcon.org/index.ja.html

神楽坂の夜桜

桜が見頃である。雨よ降らないでくれ〜
http://kagurazakamonogatari.jp/public/sakura/sakuramap.html
カンファレンスついでに神楽坂の桜の花見なんてのも、おつかもね〜


会場までの地図

ヘタな図であるが、地図を描いてみた。
またまたくどいが、毘沙門天の向かいにある細い路地』が目印である。
ちなみにオフィシャルなアクセス案内は、http://2008.asiabsdcon.org/access.html である。

桜の季節がやってきた

神保町のとあるビルの前にある桜が、綺麗に咲いていた。
そういえば、酒屋さんに入ったら、飲み物やつまみを購入されている方がいて、レジを待たされたなぁ。
これから花見をするんだろうなぁ。

帰ってからニュースを見ると、開花時期が早くなったそうだ。